脊柱の一番下の尾骨(びこつ)いう骨に、尻もちを付くなどして強い衝撃が加わって骨折するのが、尾骨骨折です、しびれや疼痛などの後遺障害が残ることがあります。
Q.尾骨骨折とは?

A.脊柱の一番下にある逆三角形をしている下の方が尖っている「尾骨(びこつ)」という骨が、尻もちを付くなどして強い衝撃により骨折するのが、尾骨骨折です。
尾骨は「尾骶骨(びていこつ)」と呼ばれることもありますが、どちらも同じ骨のことです。

交通事故で自転車やバイクの運転者が車と衝突して放りだされて地面に尻もちを付くと、よく尾骨骨折を発症します。

尾骨骨折は、レントゲン単純撮影による所見だけでは骨折をしたかどうかはっきりわからないことがあるので、その場合はCT撮影をする他、痛みの程度や尾骨付近の筋肉の動きなどから総合的に尾骨骨折をしているかどうかを判断します。

治療方法は、外科手術を行わずに、「保存療法」といって手術を行わずに、骨が自然に結合をするのを待ちます。

尾骨骨折をすると、座位の姿勢を取ると尾骨を圧迫して痛みを感じるので、横になって痛みを感じない姿勢を取るようにします。
重度の尾骨骨折は、くしゃみをしても痛みを感じ、寝た姿勢でも痛みが消えないので、鎮痛剤を処方してもらって痛みを抑え、安静を保ちます。

治療期間は1カ月程度ですが、一般的な治療期間を過ぎても頑固なしびれや疼痛が残って後遺障害を発症することがあります。