10代学生が当事務所のサポートにより、高次脳機能障害等で併合4級の認定を受け、約6500万円が補償された事例
年齢:10代(高崎市)
職業:学生
年齢:10代(高崎市)
職業:学生
病傷名 | びまん性脳損傷、右鎖骨骨折 |
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解決方法 | 後遺障害等級認定サポート 相手方保険会社との示談交渉 |
ご依頼前の後遺障害等級
-ご依頼後の後遺障害等級
併合4級(5級2号…高次脳機能障害)
(12級5号…鎖骨の変形)
ご依頼前の金額
-万円ご依頼後の金額
6500万円増額分
6500万円賠償額の詳細(抜粋)
損害項目 | 当事務所に ご依頼後 |
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入院付添費・入院雑費 | 90万円 |
将来介護費用(看視費用) | 1412万円 |
傷害慰謝料 | 299万円 |
後遺障害逸失利益 | 6688万円 |
後遺障害慰謝料 | 1670万円 |
ご相談・ご依頼のきっかけ
自転車vs車の事故。
加害者が運転する自動車が交差点を直進しようとした際に、左方から来ていたご依頼者の方の運転する自転車に衝突しました。
事故の衝撃でご依頼者に事故発生前後の記憶がないため、加害者の供述により実況見分が行われました。
事故から約1年半後に、今後のこと、また示談交渉等について、ご家族からご相談をお受けし、ご依頼を受けました。
当事務所が対応した結果
適切な後遺障害診断書の作成
当方がご依頼を受けた時点では、後遺障害診断書が作成されていない段階でした。
これから後遺障害診断書を主治医に作成してもらうところでしたが、医療機関では必要最低限の検査しか行われておらず、そのままでは、依頼者の方の高次脳機能障害の程度が十分に評価されないおそれがありました。
そこで、必要な検査を追加で依頼し、その結果を踏まえて後遺障害診断書などを作成するよう病院側に依頼しました。
適切な後遺障害等級の認定
当事務所の後遺障害等級認定サポートにより、依頼者の高次脳機能障害の実態が十分に反映された各種の診断書が作成されました。
高次脳機能障害として5級2号の認定を受けることができ、鎖骨変形の12級5号と併せて、全体として併合4級が認定されました。
後遺障害逸失利益の金額が争いに
示談交渉の段階では、依頼者の方が女性の学生であったことから、後遺障害逸失利益について、女性のみの平均賃金をもとに計算するのか、男性と女性を含めた全労働者の平均賃金をもとに計算するかが問題になりました。
全労働者の平均賃金の方が年収で100万円以上高くなるため、保険会社は女性のみの平均賃金をもとに計算すると主張しました。
弁護士の交渉により、全労働者の平均賃金をもとに後遺障害逸失利益を計算する事を認めさせました。
将来介護費用(看視費用)の認定
また、高次脳機能障害のため、一人暮らしが難しく、将来にわたって家族などによる見守りが必要な状態になってしまったことによる損害を加害者に請求できるかが問題となりました。
交渉の結果、家族による見守りが必要となったことについて1400万円を越える金額の将来介護費を相手方保険会社に認めさせました。
過失割合の低減
さらに、自動車と自転車の出会い頭事故で、自転車側に一時停止の規制があったことから、裁判になれば過失割合については依頼者に40~45%の過失があると判断される可能性が高く、過失割合について難しい交渉となることが予想されました。
交渉により、依頼者の過失を35%とすることを認めさせることに成功しました。
結果として、依頼者の方にとって、大変有利な内容の示談提案を保険会社から引き出すことができ、解決となりました。
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