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case45 右足関節の機能障害等で併合9級認定、約1299万円(約609万円増額)を獲得した事例

ご依頼者

  高崎市・40代・男性・会社員

事故状況

 自転車vs車の事故。
 依頼者の方が自転車で走行していたところ、駐車場から出て左折しようとしたトラックに巻き込まれ、依頼者の方が負傷しました。
 

傷病名  

 右下肢皮膚欠損創
 術後醜状痕
 右解放性腓骨天蓋骨折
 右腓骨近位骨折
 右腓骨骨幹部骨折
 左母指末節骨脱臼
 右脛骨顆間隆起骨折

通院の状況

 全治療期間606日間(入院期間330日間、通院実日数147日)

後遺障害の認定

 併合9級
  10級11号(1下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの)
  12級13号(局部に頑固な神経症状を残すもの)
  12級相当(てのひらの大きさの3倍程度以上の瘢痕を残しているもの)
  14級相当(背部および臀部の全面積の1/4程度以上の範囲に瘢痕を残すもの)

 

ご依頼

 「保険会社に来月で終了と言われたがどういう意味か。また、後遺障害のことについて聞きたい。」とお問合せを頂きました。御相談のうえ、ご依頼をお受けしました。

 

ご依頼時の保険会社提示額

  約690万円

解決金額

  約1299万円(約609万円増額)

費目ご依頼時の
提案額
解決額増加額
治療費約1831万円約1567万円 
入院雑費約36万円約49万円約13万円
その他約1万円  
休業損害約119万円約298万円約179万円
傷害慰謝料約199万円約338万円約139万円
後遺障害逸失利益約360万円約750万円約390万円
後遺障害慰謝料約525万円約588万円約63万円
小計約3071万円約3590万円 
過失相殺約768万円約538万円 
既払い額約1613万円約243万円 
損益相殺 約1537万円 
調整金 約27万円約27万円
合計約690万円約1299万円約609万円

解決のポイント

 加害者側の保険会社から、ご依頼者に対して、示談の提案がなされていましたが、その示談の内容についてご自身では妥当なのか分からないということで当事務所に来所されました。
 そして、当事務所において、保険会社の示談の内容を検討したことろ、休業損害、傷害慰謝料、後遺障害逸失利益、後遺障害慰謝料の各点において、任意保険会社が独自に定めている基準によっていたため、裁判所基準を前提とした金額よりも低い金額にとどまっていました。
 また、本件の事案は、ご依頼者が自転車に乗っており、加害者は自動車に乗っていたところ、ご依頼者の認識では、自転車で歩道を走行している最中に路外から進入してきた加害者の自動車と衝突したという事故態様でした。
 しかし、加害者側の保険会社からの提案は、ご依頼者が自転車で車道を逆走しているという、ご依頼者の認識とは異なった事故態様を前提としてご依頼者の過失を25パーセントと算定していたため、ご依頼者と保険会社との間で事故態様に争いがありました。この点、ご依頼者が自転車で車道を逆走していることは、ご依頼者が立ち会っていない間に既に作成されていた実況見分調書でもそのような車道を自転車で逆走している前提の内容になっており、ご依頼者の供述調書でも不本意ながらそのような車道を自転車で逆走していることを前提とした内容になっていたことから、裁判手続によった場合には、不本意ながらも、裁判所が本件の事故態様についてご依頼者が自転車で車道を逆走していたことを前提に過失割合を判断する可能性が見込まれ、ご依頼者の過失割合が、25%よりも悪くなる可能性がありました。
 そこで、当事務所では、任意保険基準を前提とする損害額を裁判所基準での金額に増額し、過失割合については判決になった場合に刑事記録等から予想される過失割合よりも良くなるように交渉をするのが良い旨ご依頼者に説明し、受任することになりました。
 その結果、休業損害、傷害慰謝料、後遺障害逸失利益、後遺障害慰謝料を、裁判所基準での金額への増額に成功しました。
 さらに、ご依頼者には、複数の後遺障害が認定されており、その後遺障害の一つとして、下肢の醜状障害により12級相当の等級が認定されていました。そこで、この醜状障害が精神的にもご依頼者に強い精神的苦痛を与えていることを写真等で説明し、ご依頼者に認定されていた後遺障害等級である9級の裁判所基準の後遺障害慰謝料の金額690万円からの増額にも成功しました。
 また、過失割合についても、保険会社は、当初の保険会社の提案であるご依頼者の過失が25%であるとの主張を譲歩し、ご依頼者の過失が15%であることを前提とした賠償額の提示を行ってきました。
 そして、ご依頼者も納得の上で、裁判をせずに、解決することができました。

当事務所の解決事例

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