交通事故が発生すると、自動車だけでなく、トラック等に積載されている積荷に被害が生じることがよくあります。

この場合、基本的には、自動車だけでなく、その積荷に生じた被害についても加害者側に請求することができるのですが、積載オーバーの積荷の場合には、次のような問題点があります。

つまり、交通事故においては、一般人が予見できないような事情から生じた損害は賠償すべき範囲から外れるとされているのですが、積載オーバーという事実は予見できないとして、積載オーバーの部分については賠償すべき範囲から外れる可能性があります。実際に、そのように判断した裁判例もあります。

この点、積載オーバーの程度がどれくらい大きいか等、様々な具体的事情を踏まえて賠償すべき範囲から外れないかが判断されると考えられますが、積載オーバーの分までの請求が認められない可能性もあります。