case23 左下肢の機能障害、排尿障害等で後遺障害併合7級が認定され、約3100万円を獲得した事例

解決のポイント

 依頼者の方は、加害者側の保険会社から提示された示談の内容が適正であるかどうかの判断に迷っていたため、当事務所に来所しました。

 

 この点、加害者側の示談の内容は、保険会社が独自に定めている内部基準(保険会社はこれを任意保険基準と呼んでいます)によって賠償額を算定していたため、弁護士が交渉する場合に用いる最も高い基準である裁判所基準での金額よりも著しく低額なものでした。具体的には、傷害慰謝料、後遺障害慰謝料、後遺障害逸失利益について、妥当な金額とは言えませんでした。

 

 そこで、上記の点について適正な金額になるように裁判所基準で交渉・裁判をしていくということで当事務所が受任することになりました。

 

 最終的には、傷害慰謝料及び後遺障害慰謝料が、賠償額が最も高く算出される裁判所基準での金額の100%まで増額することに成功しました。

 

 また、後遺障害逸失利益については、基本的に、事故前年度の収入が将来にわたって継続的に得られる見込みがあることを前提に金額を算出するところ、ご依頼者は症状固定時に未だ34歳と比較的若かったことから、将来の昇給や昇進による増収の可能性が高く見込まれると評価することが可能でした。そこで、保険会社の担当者に対して上記ご依頼者の昇給や昇進の可能性が高いこと等を主張し、最終的に保険会社の担当者も当方の主張を認め、事故前年度の収入を実収入よりも約100万円も高い、男性の全年齢の平均賃金を事故前年度の収入額と扱って後遺障害逸失利益を算出することとできました。

 

 これにより、傷害慰謝料については約110万円、後遺障害慰謝料については500万円、後遺障害逸失利益については約500万円の増額に成功し、ご依頼者も納得の上で示談によって解決するに至りました。

 

ご依頼者

  高崎市・30代・男性・会社員

 

事故状況

 人vs自動車の事故。
 依頼者の方が酔って路上で横になっていたところ、前方不注視のまま進行してきた自動車が依頼者の方を轢いてしまい、依頼者の方が負傷しました。

 

傷病名  

 骨盤骨折
 左膝関節開放性骨折
 左足関節外果骨折
 馬尾神経損傷
 神経因性膀胱

 

 

通院の状況

 全治療期間787日間、入院日数363日、通院実日数62日

 

 

後遺障害の認定

 併合7級
  ・8級相当
     ・9級15号 左足第1~5指の機能障害
     ・10級相当
        ・12級7号 左股関節の機能障害 
        ・12級7号 左膝不安定性
        ・12級7号 左足関節の機能障害
  ・12級5号 骨盤骨の変形
  ・9級11号 排尿障害

 

 

ご依頼

 「保険会社から提案書を受け取ったが、適切な金額なのかわからないので相談したい。」とのお問合せを頂き、御相談のうえご依頼を受けました。

 

 

ご依頼時の保険会社提示額

  約2500万円

 

 

解決金額

  約3100万円

 

 

増加額

費目ご依頼時の
提案額
解決額増加額
治療費約446万円約446万円 
入院付添費等約80万円約80万円 
その他約26万円約27万円約1万円
休業損害約912万円約912万円 
傷害慰謝料約245万円約353万円約108万円
後遺障害逸失利益約3788万円約4242万円約454万円
後遺障害慰謝料約500万円約1000万円約500万円
小計約5997万円約7060万円約1063万円
過失相殺約2400万円約2825万円 
既払い額等約1131万円約1137万円 
合計約2466万円約3098万円約632万円

 

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