ご依頼者様データ
被害者 | 桐生市在住の40代男性(会社員) |
事故状況 | ご依頼者様:車 / 相手方:車 |
傷病名 | 頚椎捻挫(むちうち)、背部挫傷 |
後遺障害等級 | 第14級9号 |
当事務所の対応ポイント | 相手方保険会社との示談交渉 |
対応結果 | 裁判基準での賠償金獲得・一ヶ月半でのスピード解決 |
賠償額の内容
主な費目 | 保険会社の提示額 | 解決額 | 増加額 |
傷害慰謝料 | 71万円 | 97万円 | 26万円 |
後遺障害逸失利益 | 38万円 | 88万円 | 50万円 |
後遺障害慰謝料 | 40万円 | 110万円 | 70万円 |
賠償総額 | 149万円 | 295万円(約2倍に増額) | 146万円 |
ご相談・ご依頼のきっかけ
14級9号が認定され、相手保険会社から示談提案がなされたが、金額の詳細を何ら説明されなかったことに不信感を抱き、ご相談にいらっしゃいました。
当方にて、相手保険会社の提案額を拝見したところ低額であり、弁護士が介入することで上乗せができることをご説明し、ご依頼となりました。
当事務所の対応
ご相談の際に、ご依頼者様はトラック運転手であるため、夜間走り、そのまま自宅へ帰ることが多いと伺っておりました。
そのため、ご来所の上打ち合わせを設定することは難しかったため、メールで交渉の推移をお送りし、詳細はお電話でご説明するという方法でご対応させて頂きました。
当事務所が対応した結果
当方から、示談提案を行ってから、ご依頼者様の手元に賠償額を入金するまでに約1ヶ月半でのスピード解決となりました。
賠償額も裁判基準の上限に近い金額での示談となり、ご依頼者様にも大変満足して頂けました。
弁護士の所感(解決のポイント)
弁護士介入前の事前の提案額が低額であることはよくあります。
特に後遺障害等級が認定されている本件のような場合、相手保険会社は、自賠責保険基準(損害賠償の基準は3つあり、最も低い算定基準)に少し上乗せをした金額で提案をするケースが散見されるため、裁判基準で算定すると損害額を上乗せできるケースが多いと思います。本件もそのようなケースでしたので、ご依頼をお受けし、示談交渉を行いました。
示談交渉は、相手保険会社の提案額と当方の提案額を書面ないし電話で交渉し、段階的に金額を上げていくというプロセスを辿ります。そのため、書面ないし電話のいずれかの方法でできるだけ早く金額を上げられるよう努める必要があります。本件では、電話にて、ご依頼者様の症状及び職務上の支障をお伝えすることにより、交渉開始からご依頼者様への入金まで約1ヶ月半でのスピード解決につながりました。