ご依頼者

前橋市・20代・女性・主婦

事故状況

車に同乗中の事故。
依頼者の方が助手席の後部座席に同乗中、運転者が運転を誤りセンターラインオーバーをし、対向車のダンプカーと衝突、依頼者の方は負傷しました。
 

傷病名  

右肘関節脱臼骨折
右上腕骨骨折
骨盤骨折
右大腿骨骨幹部骨折
右脛骨骨幹部骨折
右腓骨骨幹部骨折 等
 

通院の状況

全治療期間888日間(入院期間132日間、通院実日数177日)
 

後遺障害の認定

併合8級
(内訳)
 併合9級
   10級10号(1上肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すもの)
   12級6号(1上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの)
 13級8号(1下肢を1センチメートル以上短縮したもの)
 14級9号(局部に神経症状を残すもの)
 

ご依頼

事故から約1年後、当該事故の後遺障害の認定と損害賠償請求につき、ご相談を経て、ご依頼をお受けしました。
 

解決金額

費目 金額
休業損害 約175万円
傷害慰謝料 約285万円
後遺障害逸失利益 約2954万円
後遺障害慰謝料 約830万円
合計獲得金額(自賠責保険金を含む) 約4315万円

 

解決のポイント

 【解決方法】示談交渉

  当事務所がご依頼をお受けした時点では、後遺障害診断書が作成されていない段階でした。
  依頼者の方から、具体的な症状を詳しくお聴きした結果、肘や肩の可動域の制限のほか、足の短縮や痛みについて後遺障害の認定の可能性があると判断しました。それゆえ、後遺障害診断書には、自覚症状の記載に加えて、肘や肩の可動域の制限につき、角度の測定結果の記載はもちろん、可動域の制限の原因(画像所見など)および、足の短縮については両足の長さの測定結果(1㎝程度の短縮の場合、記載が漏れていることが珍しくないように思われます)を記載するよう、主治医の方に注意を促しました。

 その結果、これらの事項について適切な記載がなされた後遺障害診断書が作成され、肘の可動域の制限、肩の可動域の制限、足の短縮、足の痛みといったそれぞれの症状について適切な後遺障害の認定がなされ、全体として、併合8級の認定を受けることが出来ました。

 その後の示談交渉では、足の短縮により労働への支障が生じるのかが問題となりました。
 加害者側の保険会社は、当初は、足の短縮により労働への支障を全く認めず、それを理由に後遺障害逸失利益について当方の提案よりも低い金額しか提示してきませんでしたが、交渉の結果、加害者の保険会社も、足の短縮による労働への支障を認め、後遺障害逸失利益について当初の提示よりも500万円ほど増額でき、示談による解決となりました。