交通事故において双方の言い分が違うことはよくあります。
 とりわけ、一方が亡くなる死亡事故においては、生きている方しか事故当時の状況を把握していないケースが多いため、生きている方の主張のみで記録が作成されてしまい、後に、死亡事故の被害者遺族との紛争の原因となります。

 交通事故の過失割合とは、事故の当事者それぞれにおける、交通事故の結果に対する責任の割合のことです。交通事故が起こったとき、多くのケースでは被害者・加害者双方ともに責任を負うことになります。

過失割合は、交通事故にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

 これは、被害者が得る損害賠償金額と関係があります。

 交通事故によって、けがをした場合には、病院の治療費や入院雑費、看護費用や通院交通費などが発生しますし、会社を休んだら休業損害が発生し、入通院慰謝料も発生します。後遺障害が残れば後遺障害慰謝料・後遺障害逸失利益が発生し、死亡すれば、死亡慰謝料・死亡逸失利益が発生します。

 被害者になった場合、これらの損害を相手方に請求することになります。
 そのため、被害者は上記項目の全損害額を相手に請求するのですが、その際に被害者側の過失割合が大きいとその分もらえる損害賠償額が減ってしまうわけです。

 具体的に、死亡事故のケースでは、被害者の方に対する損害賠償額は数千万円以上に及ぶことが多く、仮に過失割合が10%程度であっても、数百万円単位で、被害者の方が受け取れる損害賠償額が減少してしまう可能性があります。
 ご遺族の方の生活補償という観点からすれば、少しでも多くの賠償額を獲得することが望ましいといえます。

 山本総合法律事務所では、過失割合で争いが生じた場合に、公的な記録を取り寄せ、数多くの死亡事故事案をサポートした専門的な知見を元に保険会社と示談交渉を行います。また、示談交渉では折り合いが付かないケースにおいては、裁判において、ご遺族の利益となるようにサポート致します。

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