解決のポイント

 示談交渉の中では、後遺障害逸失利益過失割合が問題となりました。

 

 相手方保険会社の提案では、後遺障害による労働への悪影響が15年程度で消失することを前提にしていたり、何の理由もなく依頼者の方の過失を20%とする(この事例の事故態様の場合、何か特別な事情がなければ、依頼者の方の過失は15%になると思われました)など、不可解な点が多く、その他の問題もあり、認定された後遺障害に対して提案額があまりにも低い、というのが当初の印象でした。

 

 そのため、この2点を中心に、相手方保険会社の担当者との交渉を進めた結果、後遺障害逸失利益だけで1500万円以上の増額を認めさせることができ、また、過失割合についても依頼者の方の過失を5%まで減らすことができました。

 

 合計額でも、ご依頼前の相手方保険会社の提案額の約3倍となるまで増額が出来ましたので、依頼者と相談のうえ示談による解決となりました。

 

ご依頼者

  安中市・20代・男性・アルバイト

 

事故状況

 バイクvs自動車の事故。
 依頼者の方がバイクで信号のない丁字路を直進中、対向車線を右折してきた加害車両に右真横から当てられ、負傷しました。

 

 

傷病名  

 右足関節脱臼骨折
 左鎖骨遠位端骨折

 

 

入通院の状況

 全治療期間629日間、入院25日、通院実日数40日
 

 

 

後遺障害の認定

 併合9級
 10級11号(1下肢の3大関節中の1関節に著しい障害を残すもの)
 12級5号(鎖骨に著しい変形を残すもの)

 

 

ご依頼

 相手方保険会社から示談の提案を受領後、「提示金額が増加する可能性はあるだろうか」とお問い合わせを頂き、ご相談のうえご依頼を受けました。

 

 

ご依頼時の保険会社提示額

  約1064万円

 

 

解決金額

  約3219万円

 

 

増加額

費目 ご依頼時の
提案額
解決額 増加額
治療費 2,738,307 2,738,307  
入院雑費 27,500 37,500 10,000
通院交通費 40,390 40,390  
その他 20,737 20,737  
休業損害 219,590 886,044 666,454
傷害慰謝料 1,100,000 1,208,334
108,334
後遺障害逸失利益 9,964,773 25,260,206 15,295,433
後遺障害慰謝料 3,000,000 6,900,000 3,900,000
小計 17,111,297 37,091,518  
過失相殺 3,422,259 1,854,575  
既払い額 3,039,520 3,039,520  
合計 10,649,518 32,197,423 21,547,905